大阪玉造にある古着屋の亭主からの挨拶 | THE END

所ジョージさんの雑誌「世田谷ベース」に載りました!!3/31発売

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2022/10/26 22:35


はじめに・ご挨拶

私は沖縄出身の比嘉(ひが)と申します。

幼い頃は8人兄弟の末っ子として洋服は兄弟のお下がりを着ておりました。

中学生時代から、周りの影響で洋服が好きになり自転車で街の古着屋さんを巡りました。

兄弟も多く裕福な家庭ではなかったので比較的手頃に買える古着を買ってきました。

古着屋は1つのブランドではなく多くのブランド、デザインなどの洋服が見れる、そういう所が大好きで

よく通っていました。

僕の周りの方は土建屋や工場勤務になるという人が多かった、僕も夢もなくそうなると思っていましたが

ある友達が高校卒業後にやりたい事もなく年間何百万円かけて大学に通うという言葉に衝撃を受けて

自分は何かやりたい事はないかと考えた時、中学時代の古着屋の事を思い出しました。

「洋服が好き」ただそんな思いから洋服の世界に進もうと思ったのです。

高校卒業後は服飾専門学校に通うための学費を稼ぐために沖縄から愛知県に出稼ぎに行きました、

そこで2年間働いて専門学校の学費と専門学校がある大阪への引っ越し費用を貯めました。

その後、単身で大阪に2年遅れて専門学生とし勉強を始めて24歳で卒業と共に大阪堀江のアパレル商社に就職しました。

商社時代にはSewing Designer(縫製デザイン)をメインにセレクトブランドやドメスティックブランドのアパレル企業と取引を行なっておりました。

入社して3年後に会社の東京での路面店第一号店の店舗責任者として原宿店でお客様からご依頼を受けてリデザイン/リペアを行なっており、テレビ番組の「ガイアの夜明け」でも取り上げられました。

アパレル商社に勤めて、毎日大好きな洋服に囲まれて、創り出して、リデザインして楽しい日々だったのですが

大手アパレルブランド会社の洋服の廃棄の考え方に疑問を持ちました。

「たくさん作って売れ残ったら捨てればいい」

利益の事を1番に思うが為に、廃棄される洋服には思入れがなく。デザイナーや素材屋(生地屋さんなど)の事はお構いなし

洋服が大好きな僕からするとその“廃棄に対しての違和感”がどうしても拭えなかったため

一念発起で自分自身で洋服の仕入れから販売まで行うために大阪玉造に「リペア・リメイクの古着屋 THE END」をオープンし

【 ARCANA 】-アルカナ- というブランドを立ち上げました。



2022年の年末まで毎日18時にYouTubeで動画投稿しておりますのでぜひチャンネル登録をして

ご覧くださいませ。

洋服好きには役に立つ情報ばかりを投稿しておりますので損することはないでしょう。

今後とも、THE END/ARCANAをよろしくお願い致します。